【良】小説 【粗筋】紙鑑定士の事件ファイル【感想】~紙とジオラマに潜む真実~ 2024年3月12日 作品情報 作者:歌田年出版社:宝島社文庫 楽天 DMM 雑感 奇抜の一言。ジオラマや紙から事件を想像し、解決に導いていきます。 そう、あくまで想像です。事件を示す物的証拠はありません。 なんなら妄言と切り捨てるであろう荒唐無稽な話。でも、本当に起きていたわけだから面白い。 今までにない推理小説を求める方にうってつけの良...
【良】小説 連続殺人 【粗筋】レモンと殺人鬼【感想】~お前は虐げる側の人間か~ 2024年2月26日 作品情報 作者:くわがきあゆ出版社:宝島社文庫 楽天 DMM 雑感 中盤までとにかく胸糞悪い。 タイトルの雰囲気で勝手に軽いノリを想像してましたが、そんなことありませんでした。主人公の美桜が暗い性格なので、読んでいると引っ張られて一緒に鬱になります。 ただし、クライマックスの怒涛の展開に読む手は止まらない。中盤までの鬱...
【良】小説 特殊設定未解決事件 【粗筋】もう、聞こえない【感想】~その「声」を信じるか~ 2024年2月25日 作品情報 作者:誉田哲也出版社:幻冬舎文庫 楽天 DMM 雑感 不覚にもウルっと来た。 傷害致死事件の被疑者にだけ聞こえる「声」を軸に進める異色の推理小説。基本は王道ですが、そのズラシが読者に新鮮さを与えてくれました。 青春小説としても完成度が高く、味変を求めたい方にオススメの作品です。 粗筋 謎の声が聞こえる被疑者 ...
【良】小説 【粗筋】赤い砂【感想】~連鎖する自殺~ 2024年2月23日 作品情報 作者:伊岡瞬出版社:文春文庫 楽天 DMM 雑感 がっつり楽しめる刑事小説。ただし、殺人事件は起こらないため推理小説好きには向きません。 王道でありながら王道とズレた刑事小説と言えるでしょう。 また、ラストは人によっては後味を悪く感じることも。少なくともハッピーエンドとは程遠いです。 粗筋 連続して自殺をする...
【良】小説 社会派 【粗筋】向日葵を手折る【感想】~そして、少女は大人になった~ 2024年2月18日 作品情報 作者:彩坂美月出版社:実業之日本社文庫 楽天 DMM 雑感 父親を失った少女が集落に引っ越し、大人に成長するまでの青春小説です。ボーイミーツガールが好きな人にはオススメ。 また、集落で噂される「向日葵男」という怪奇現象の謎にも迫ります。本格的ではありませんが、ちょっとしたミステリー小説としても読み応えあり。 ...
【良】小説 誘拐 【粗筋】おまえの罪を自白しろ【感想】~命と権力を天秤にかけて~ 2024年1月31日 作品情報 作者:真保裕一出版社:文春文庫 楽天 雑感 誘拐事件を扱った小説として屈指の完成度。 犯人の要求が「衆議院議員の暴露話」という奇想天外さがまず面白い。その要求と絡めて熾烈な政権争いも描かれ、警察、マスコミ、政府のあらゆる関係者が巻き込まれていく様は圧巻。 その中で姪っ子と宇田家の両方を守る術を考え続ける晄司が...
【良】小説 クローズドフーダニット 【粗筋】星降り山荘の殺人【感想】~閉じ込められた雪山の殺人事件~ 2024年1月23日 作品情報 作者:倉知淳出版社:講談社文庫 楽天 Dlsite DMM 雑感 クローズドサークル 雪山 連続殺人 というTHE推理小説にふわさしい展開。1997年の作品と言うことで携帯電話が普及しておらず、テレビの砂嵐描写が懐かしい。 展開としてはそこまで予想外ではありません。今では流石にもう使い古されていますね。とはい...
【良】小説 フーダニット社会派連続殺人 【粗筋】蟻の棲み家【感想】~妹を守りたい兄の切なる願い~ 2024年1月6日 作品情報 作者:望月諒子出版社:新潮文庫 楽天 DMM 雑感 本格推理小説であり、緻密なプロットは素晴らしいの一言。 その分、ページ数は膨大。まとまった時間で読んでも3日は見た方が良いでしょう。捜査が一歩進んで二歩下がるの連続で辛抱強く読む必要があります。 結末は賛否両論。個人的には安易な着地をしなくて好感を持ちました...
【良】小説 フーダニット立てこもり事件 【粗筋】仮面山荘殺人事件【感想】~絡み合う3つの事件~ 2024年1月1日 作品情報 作者:東野圭吾出版社:講談社文庫 楽天 雑感 かなり綺麗に作られており、読む手が止まることはない。半日で読了。最後に何とも言えない気持ちになるのは東野作品あるある。確かに予想外の結末ではあった。 粗筋 胸糞わりぃ…ただただ胸糞わりぃ…。そんな小説。 山荘に訪れた住人を巻き込む立てこもり事件 樫間貴之は婚約して...
【良】小説 フーダニット 【粗筋】欺瞞の殺意【感想】~40年越しの真実~ 2024年1月1日 作品情報 作者:深木章子出版社:角川文庫 楽天 DMM 雑感 手紙を読み進める章が多く、読むのに苦労した。その章は登場人物の動きが一切ないからであり、冗長な感じがぬぐえない。 ただし、結末は素晴らしい。悲しくも美しいと感じた。 粗筋 資産家で起きた毒殺事件 昭和41年、資産家の楡家で当主の長女と孫が毒殺される事件が発生...