NEW! 小説 【粗筋】あの日、君はなにをした【感想】~残された母は何を想う~ 2026年9月15日 作品情報 作者:まさきとしか出版社:小学館文庫 楽天 DMM 雑感 母親の狂気を書いた三ツ矢刑事シリーズの第一作 とにかく読んでいて苦しい。息子が死んでからの家庭崩壊を丁寧に書いていて、共感性の高い人はドツボにはまります。 でも、最後には少しだけ光が見えた気もする。そんな絶妙な内容でした。刑事小説として無難に着地してお...
NEW! 小説 連続殺人 【粗筋】ループ・ループ・ループ【感想】~同じ日を繰り返して仲間を集めろ~ 2026年9月15日 作品情報 作者:桐山徹也出版社:宝島社文庫 雑感 タイムリープを活かしたSFミステリー タイムリープの中で被害者を救出し、仲間を増やしていく主人公。そして、皆と協力して殺人犯を追い詰める非常に面白いシナリオでした。 ただし、殺人事件の解決方法自体は微妙。証拠はなく唐突に犯人が見つかります。まあ、主人公はただの学生ですか...
NEW! 小説 クローズド特殊設定連続殺人 【粗筋】孤島の来訪者【感想】~人類VS化物~ 2026年9月15日 作品情報 作者:方丈貴恵出版社:創元推理文庫 楽天 DMM 総評 異形の化け物が登場する特殊設定ミステリ。何から何まで新しく、設定に矛盾が見当たらない良書でした。 ただ、導入が雑に感じました。異常事態に対する主人公の適応力がおかしいんですよね。何も知らないはずなのに。 面白いけどモヤモヤするんだよなぁ。そら三雲に妄想力...
小説 連続殺人 【粗筋】ハサミ男【感想】~獲物を横取りした偽物を追え~ 2026年9月14日 作品情報 作者:殊能将之出版社:講談社文庫 楽天 DMM 雑感 緻密で斬新の一言。 殺人鬼を主人公にしておきながら作中で起きた事件の犯人は模倣犯ってのが面白い。 警察はハサミ男の仕業と考えているので、このままでは無関係な殺人事件の責任まで押し付けられます。そうならないために犯人を探し出すハサミ男と警察の攻防にワクワクす...
小説 【粗筋】暗黒残酷監獄【感想】~サイコパス一家の喜劇と悲劇~ 2026年9月14日 作品情報 作者:城戸喜由出版社:光文社文庫 楽天 DMM 雑感 あまりにも主人公の頭がおかしい。その一点において奇書と呼んでも過言ではない。それ程の作品。 一方で事件は非常にスマート。推理小説の名に恥じない面白い物語を楽しめました。カジュアルな文体でスルッと読み進められるのは評価ポイント。日常的に小説を嗜む人ならば半日...
小説 密室殺人信頼できない語り手 【粗筋】ちょっと一杯のはずだったのに【感想】~泥酔した青年が巻き起こす喜劇~ 2026年9月10日 作品情報 作者:志駕晃出版社:宝島社文庫 楽天 DMM 雑感 コメディ調で読みやすいライトノベル風味のミステリー小説。主人公の軽いノリに若干イラつくかもれしれませんが、小説に苦手意識を持っている人にオススメです。 一方で事件そのものは平凡で、重い雰囲気も一切ありません。そのため、本格推理を求めている人は微妙かもしれない...
小説 立てこもり事件 【粗筋】仮面山荘殺人事件【感想】~絡み合う3つの事件~ 2026年9月9日 作品情報 作者:東野圭吾出版社:講談社文庫 楽天 雑感 かなり綺麗に作られており、読む手が止まりません。それぐらいには面白い。 ただ、オチがあまりにも不快で、段々と吐き気を催してきます。最後に何とも言えない気持ちになるのは東野作品あるあるではあります。確かに予想外の結末ではあった。 粗筋 婚約者の朋美を亡くし、失意に暮...
小説 連続殺人 冷たい手【感想】~過去に蝕まれる女性の未来~ 2026年9月9日 作品情報 作者:水生大海出版社:光文社文庫 楽天 DMM 雑感 過去の事件に苦しみ続ける被害者をテーマにした作品。その観点で見ると完成度は間違いなく高い。 それはつまり不快感も凄いということ。イヤミスと呼ぶにふさわしく、メンタルがごりごり削られました。 特に人間模様が最悪で、明るい描写は皆無と言って良いほど。結末もハッ...
小説 【粗筋】むかし僕が死んだ家【感想】~元恋人の記憶に眠る悲劇~ 2026年9月8日 作品情報 作者:東野圭吾出版社:講談社文庫 楽天 雑感 すべてが終わった何も起こらない推理小説 家にまつわる謎を解き明かす作品であり、物騒な事件は一切起こりません。廃墟が舞台なので暗い雰囲気はあるもののビックリ要素は皆無。緊張感のあるクライマックスもありません。 一般的な推理小説や探偵小説を期待するとガッカリすると思い...
小説 【粗筋】神様の裏の顔【感想】~悪意が凝縮された通夜~ 2026年9月3日 作品情報 作者:藤崎翔出版社:角川文庫販売店: 楽天 DMM 雑感 いや~、キツイっす。 井戸端会議で故人の悪口を言い合う人間の醜さが詰まった小説。まさか最後まで好きな登場人物が1人も現れないとは驚いた。 クライマックスも納得しがたいものがあり、ミステリーとしても微妙でした。 噂話で盛り上がる人間の生々しさを体験できる...