小説 クローズド連続殺人 首無館の殺人【感想】~首無し死体となったのは誰なのか~ 2026年7月27日 作品情報 作者:月原渉出版社:新潮文庫nex 楽天 DMM 雑感 タイトルから興味を惹かれるスリリングな推理小説。 次々と首無しの死体が発見され、追い詰められる住人達。記憶喪失の令嬢・華煉視点で進み、謎が謎を呼ぶ展開が続きました。 そんなこんなでインパクトは凄まじいですが、本格ミステリーかどうかは疑問が残りました。 探...
小説 【粗筋】法の雨【感想】~無罪判決は罪なのか~ 2026年7月27日 作品情報 作者:下村敦史出版社:徳間文庫 楽天 DMM 雑感 有罪率99.7%を誇る日本の刑事裁判に真っ向から立ち向かうリーガルミステリー 立て続けに無罪判決を下す判事と、それによってキャリアに傷をつけられた検事。ある意味で敵対する2人が語り合い、裁判の本質を追い求めます。 本書を読むまで知らない裁判の知識も増え、初心...
小説 クローズド特殊設定連続殺人 【粗筋】屍人荘の殺人【感想】~極限状態下の殺人事件~ 2026年7月23日 作品情報 作者:今村昌弘出版社:創元推理文庫 楽天 DMM 雑感 「現実ではありえない要素」を追加した特殊設定ミステリ。具体的な設定はネタバレになるので伏せますが、インパクトはかなり大きい。そら建物内に籠城するしかないだろうなと。 なお、特殊設定は1つだけ。他は現実に即したトリックを用いており、意外に理にかなった推理が...
小説 クローズド 【粗筋】紅蓮館の殺人【感想】~炎に囲まれた館の殺人~ 2026年7月23日 作品情報 作者:阿津川辰海出版社:講談社タイガ 楽天 DMM 雑感 エンタメとして消費される推理小説へのアンチテーゼ的作品 からくり仕掛けの館が舞台なので、トリックも中々に奇抜。トリック重視の方にオススメの内容に仕上がっています。 また、「謎解きを面白がる探偵への警鐘」も書かれており、ただの推理小説には収まりません。解...
小説 誘拐 【粗筋】オフマイク【感想】~嘘と真実が入り混じった情報戦~ 2026年7月22日 作品情報 作者:今野敏出版社:集英社 楽天 DMM 雑感 伝聞だけを頼りに謎を解き明かす異色の推理小説 集めた情報を元に真実を究明するのですが、どれもこれも真偽がはっきりしないから面白い。後から嘘だと分かったり信用していなかった情報が真実だったり。 主観で判断するとあっという間に足元を掬われる。そんな展開が続きました。...
小説 【粗筋】刑事の境界線~刑事を構成する要素とは~【感想】 2026年7月12日 作品情報 作者:宮島明道出版社:宝島社文庫 楽天 DMM 雑感 警察署内の情報をリークする悪徳刑事・為井が暗躍する異色の刑事小説 正義感に燃える真っ当な女刑事・馬場とW主人公になっており、両者の対比を楽しめます。馬場が輝くほどに為井がみじめに見えるんですよね。正義感だけは為井もあるから余計に不憫。 事件自体は逃げ惑う容...
小説 【粗筋】アリアドネの声【感想】 2026年6月27日 作品情報 作者:宮島明道出版社:幻冬舎文庫 楽天 DMM 雑感 なるほどなあ。すごい綺麗に着地したなあ。終盤までに溜めに溜めたフラストレーションが一気に無くなった爽快感がありました。 でも、これを「どんでん返し」と評するのは違う気もする。確かに予想外ではあったけど、これ以外の結末は考えられない。 「こんなの予想つかない...
小説 特殊設定未解決事件 【粗筋】キツネ狩り【感想】~喪った右目で見えない狂気を追え~ 2026年5月12日 作品情報 作者:寺嶌曜出版社:新潮文庫 楽天 DMM 雑感 綺麗に作られとる。すっげえ映画化しやすい作品だと思う。 特殊設定「過去視」を題材としつつ事件の調査は非常に硬派。終盤まで緊張感のある物語が続きます。クライマックスではアクションシーンが満載となり、盛り上がりは十分。 また、主要人物の悲しい過去を中だるみさせず、...
小説 特殊設定連続殺人 【粗筋】此の世の果ての殺人【感想】~最後の時まで殺し続ける~ 2026年4月30日 作品情報 作者:荒木あかね出版社:講談社文庫 楽天 DMM 雑感 テーマは非常に面白い。ポストアポカリプスとミステリーを融合した斬新な小説でした。 ただ、肝心の事件がいまいち面白くない。調査がどうにも行き当たりばったりですし、真実の意外性もない。また、滅びゆく運命に向き合う人々の描写に注力しているため、段々と事件がどう...
小説 【粗筋】4月1日のマイホーム【感想】~嘘か真か~ 2026年4月15日 作品情報 作者:真梨幸子出版社:実業之日本社 楽天 DMM 雑感 事実は小説よりは奇なりを地でいく奇想天外な物語。「流石にこれは嘘だよな?」って展開の連続です。 あらゆる出来事が荒唐無稽であり、都市伝説まで絡んでいるので真実がどんどん見えなくなっていきます。登場人物はどいつもこいつも憶測を自信満々に語るため読者は混乱す...