目次
人間の生死
産まれ、そして、死ぬ。
そんな人間のあたりまえの「魂の循環」が狂わされる小説。
クローズドサスペンスヘブン
殺された人たちが生き返る謎の洋館
あまりにも美しく残虐な青春連続殺人事件。
「全員が死んでいる」というスケールの大きい特殊設定ミステリとなっています。
殺されて記憶を失った6人が天国屋敷の特有の現象を元に事件の全容を暴いていきます。
その中で友情も育んていく6人。しかし、確実にこの中に殺人鬼が潜んでいるのです。
異形の化け物
人間ではない未知の生物が跋扈する世界を扱う小説。
屍人荘の殺人
化物が跋扈する恐ろしい別荘
「1年前に何かが起きた映研夏合宿」に参加した主人公一行。
そこで予想だにしない出来事に巻き込まれ、籠城を余儀なくされました。
行ってしまうとバイオハザード。あたり一面に化物が跋扈するようになったのです。
そして、それに乗じた殺人事件がペンション内で起こります。
いったい犯人は人間なのか化け物なのか。時間制限もあるスリリングな事件が始まります。
楽園とは探偵の不在なり
化物が跋扈する恐ろしい別荘
突如として世界中で発生した天使の降臨。
しばらくして2人以上殺した者は天使によって地獄に引きずり込まれることが分かります。
そうなると自分を生かした上で殺人できるのは1人だけとなります。
ところが、主人公が訪れた館で連続殺人事件が発生するのです。
単純に考えれば1人が1人を殺しただけではないか。
しかし、それでは人数が合わない。誰かが複数を殺しているとしか思えない。
そんな異色な推理小説が幕を開けるのです。
孤島の来訪者
殺害した人間に擬態するマレヒト退治
あらゆる生物を殺して擬態する「マレヒト」を島から出さずに退治する緊迫感のあるミステリー。
エイリアンよろしく人間社会に紛れると取り返しのつかない事態に陥ります。
擬態により誰が殺されたのか分からない状況が事件を難解にします。
いったい誰がマレヒトなのか。無事に脱出できるのか。ぜひ最後まで読んでいただきたい。
SF
タイムリープや未来視など、時間に関するテーマを扱う小説。
七回死んだ男
反復落とし穴という特異体質を持つ主人公。
タイミングや条件は不明ですが、一度落ちると1日を9回繰り返すまで抜けられなくなります。
そんな時に発生した祖父の死亡。あきらかに寿命ではない何かが原因でした。
犯人は誰なのか。どうすれば祖父を救えるのか。
9回の繰り返しの中で真実を探すためにあがきます。
星詠師の記憶
術師が夢見る自身の未来を記録する紫水晶
確実に起こる未来を紫水晶に映し出す星詠師。
その中のトップが殺され、彼の傍らには殺人の証拠が映った紫水晶が残されていました。
容疑者として捕まったのはトップの息子。紫水晶は確定した未来しか映さないと言われており、事件は解決したとみられていました。
しかし、警察の獅童はそれに疑問を持ち、事件の真相回目に乗り出すのでした。
紫水晶を除けば、本格的な長編ミステリ。王道が好きな人にオススメの一作です。
ループ・ループ・ループ
ループする運命の一日
タイムリープに巻き込まれる生徒たち。
それを引き起こした犯人を見つけるため、郁郎は行動を開始します。
調査を進めるにつれ、地元で起きている連続殺人事件の関係が浮上してきます。
更に1日の過ごし方で更なる被害者が現れることもあるのです。
いったいタイムリープはなぜ起こったのか。連続殺人事件の犯人は誰なのか。
予想だにしない真実があなたを待ち受けます。