【良】小説 ホワイダニット 【粗筋】教誨【感想】~なぜ彼女は娘を殺したのか~ 2025年3月28日 作品情報 作者:柚月裕子出版社:小学館文庫販売店: 楽天 DMM 雑感 ただただ苦しい。どうしてこうなったんだと。後悔だけが胸中を駆け巡りました。 最初から最後まで何もありません。ある家族の不幸の螺旋が続くだけです。それでも何か1つぐらいは救いがあってほしい。香純の行動が今は亡き母娘の慰めになっていればと心から願います...
【可】小説 ホワイダニット 【粗筋】焦茶色のパステル【感想】~馬に踊れ~ 2024年9月28日 作品情報 作者:岡嶋二人出版社:講談社文庫販売店: 楽天 Dlsite DMM 雑感 競走馬の知識をふんだんに盛り込んだ小説。遺伝情報にまで踏み込むので、読み終わる頃には馬の雑学がそれなりについていることでしょう。 ミステリー面はホワイダニット好きにオススメ。これもまた本書特有で興味深かったです。 ただ、馬に注視した弊...
【良】小説 クローズドフーダニットホワイダニット 【粗筋】方舟【感想】~沈みゆく救いの船~ 2024年8月30日 作品情報 作者:夕木春央出版社:角川文庫販売店: 楽天 Dlsite DMM 雑感 あまりにも惨い。 メンタルが弱い人にはオススメしない。後、閉所恐怖症の人にもきついと思います。読了後は頭がぐちゃぐちゃになってしまいました。後味が…ちょっとね。 ただ、クローズドサークルミステリーしては過去に類を見ないぐらいに斬新で面白...
【優】小説 ホワイダニット歴史ミステリ 【粗筋】幻月と探偵【感想】~異郷に吹き荒れる陰謀~ 2024年8月23日 作品情報 作者:伊吹亜門出版社:角川文庫販売店: 楽天 DMM 雑感 満州国を舞台とした歴史ミステリ。当時の状況を克明に描いており、昭和史を好む人にオススメの作品です。 ただ、時代に即するためか大部分のカタカナ全てを漢字表記にしており、難解な文章になっています。麺麭、露西亜、哈爾濱など読みを調べるのが一苦労でした。 ミ...
【優】小説 ホワイダニット社会派 【粗筋】爆弾【感想】~揺れ動く正義と倫理~ 2024年7月27日 作品情報 作者:呉勝浩出版社:講談社文庫販売店: 楽天 Dlsite DMM 雑感 東京全土を巻き込んだ連続爆破事件。そのスケールに目を奪われますが、本筋は人の持つ倫理観への問いかけでしょう。 事件を通して、人々は自分の中の正義と本能を天秤にかけます。なぜ大衆に合わせないといけないのか。なぜ不自由を強いられなければいけ...
【可】小説 ホワイダニット 脳科学捜査官 真田夏希【感想】~犯人の心を読み解け~ 2024年7月17日 作品情報 作者:鳴神響一出版社:角川文庫販売店: 楽天 DMM 雑感 どうにも消化不良感が強い。シリーズ作品の1巻目だからしょうがないのでしょうが、クライマックスも何とも締まりがない。 登場人物にも魅力をあまり感じない。新鮮さがありません。脳科学の用語が頻出するので、勉強としてはありとは思います。 いずれにせよ一般的な...
【優】小説 ホワイダニット未解決事件 【粗筋】北緯43度のコールドケース【感想】~未解決事件の真実~ 2024年7月12日 作品情報 作者:伏尾美紀出版社:講談社文庫販売店: 楽天 Dlsite DMM 雑感 文句の付け所の無い刑事小説。 主人公の葛藤や成長 関係者の心の機微 事件の複雑さ 物語の結末 それら全てを丁寧に書き上げており、矛盾点も見つからない。何より面白い。読む手が止まりませんでした。 粗筋 博士号を持つ異色のノンキャリ警察の...
【良】小説 ホワイダニット 【粗筋】罪の年輪【感想】~87歳の起こした殺人~ 2024年5月11日 作品情報 作者:堂場瞬一出版社:文春文庫販売店: 楽天 DMM 雑感 ホワイダニット特化作品。序盤から犯人が分かっており殺害方法も明確です。 ただ1つ分からない動機を追うことが本書の全てと言っても良いでしょう。 加害者と被害者の過去を60年もさかのぼり、あらゆる可能性を追う。まさに刑事小説の本領発揮と言わんばかりの徹底...
【良】小説 ホワイダニット 【粗筋】ロートレック荘事件【感想】 2024年4月26日 作品情報 作者:筒井康隆出版社:新潮文庫 楽天 DMM 雑感 予測可能回避不可能。 裏表紙の粗筋で「メタ・ミステリー」と書いてますし、作品内も怪しい文章が目白押しです。なので、最初の違和感にはすぐに気づけます。 が、本書は読者が最初の違和感に気づく前提で構成されており、そこでやっとスタートラインです。 気づいた違和感を...
【良】小説 クローズドホワイダニット連続殺人見立て殺人 【粗筋】使用人探偵シズカ【感想】~犯人の思惑を崩せ~ 2024年4月24日 作品情報 作者:月原渉出版社:新潮文庫nex 楽天 DMM 雑感 使用人探偵シズカシリーズの第1作。 見立て殺人を題材にした推理小説として屈指の完成度であり、クライマックスも文句の付け所がありませんでした。 トリックや犯人の追及に力は入れておらず、動機がメインです。ホワイダニット好きにオススメしたい作品ですね。 粗筋 ...