小説 クローズド連続殺人 【粗筋】殺しの双曲線【感想】~さぁ、犯人はどちらかな~ 2024年5月4日 作品情報 作者:西村京太郎出版社:講談社文庫販売店: 楽天 DMM 雑感 「そして誰もいなくなった」 双生児を使った替え玉トリック をテーマにしたトリック全振りの推理小説。刑事たちが知恵を絞って事件の全容を暴くラストに読む手が止まらない。 トリック好きにオススメの作品です。 粗筋 正月に頻発する強盗事件 大晦日まで残す...
小説 クローズド連続殺人見立て殺人 【粗筋】使用人探偵シズカ【感想】~犯人の思惑を崩せ~ 2024年4月24日 作品情報 作者:月原渉出版社:新潮文庫nex 楽天 DMM 雑感 使用人探偵シズカシリーズの第1作。 見立て殺人を題材にした推理小説として屈指の完成度であり、クライマックスも文句の付け所がありませんでした。 トリックや犯人の追及に力は入れておらず、動機がメインです。ホワイダニット好きにオススメしたい作品ですね。 終わっ...
小説 クローズド特殊設定連続殺人 【粗筋】孤島の来訪者【感想】~人類VS化物~ 2024年4月20日 作品情報 作者:方丈貴恵出版社:創元推理文庫 楽天 DMM 総評 異形の化け物が登場する特殊設定ミステリ。何から何まで新しく、設定に矛盾が見当たらない良書でした。 ただ、導入が雑に感じました。異常事態に対する主人公の適応力がおかしいんですよね。何も知らないはずなのに。 面白いけどモヤモヤするんだよなぁ。そら三雲に妄想力...
小説 作中作連続殺人見立て殺人 【粗筋】迷路館の殺人【感想】 2024年3月31日 作品情報 作者:綾辻行人出版社:講談社文庫 楽天 DMM 雑感 鹿谷門実が書いた「迷路館の殺人」を通して事件を追体験する作中作小説。 中盤の怒涛の勢いで行われる連続殺人は衝撃でしたが、それ以降は平凡な印象。館シリーズではあるものの館自体に推理要素はほぼありません。厳密に言えばあるけど、認めたくない。 あくまで作中作のト...
小説 連続殺人 【粗筋】ハサミ男【感想】~獲物を横取りした偽物を追え~ 2024年3月26日 作品情報 作者:殊能将之出版社:講談社文庫 楽天 DMM 雑感 緻密で斬新の一言。連続殺人の犯人が模倣犯を追うってのがまず面白い。 警察はハサミ男の仕業と考えているので、このままでは無関係な殺人事件の責任まで押し付けられます。なので、やってることは正しいんですよね。そもそも人殺しに正しさを求めるのが変な話ですが。 そん...
小説 クローズド連続殺人 【粗筋】蒼海館の殺人【感想】~洪水に飲み込まれる館の殺人~ 2024年3月8日 作品情報 作者:阿津川辰海出版社:講談社タイガ 楽天 DMM 雑感 まごうことなき傑作。探偵推理小説好きは買っておけ。 事件の様相が目まぐるしく変わり、終盤の怒涛の衝撃に読む手が止まらない。容疑者が主人公の家族ということで、人間模様の描写も丁寧です。 矛盾というか無理のある展開もありますが、そのすべてが「警察が介入でき...
小説 連続殺人 【粗筋】朽ちないサクラ【感想】~大を救うために小を捨てる~ 2024年3月2日 作品情報 作者:柚月裕子出版社:徳間文庫 楽天 DMM 雑感 親友の死を究明する…話ですが、主人公の泉がほとんど他人任せ。刑事ではないので仕方ないとはいえ、もうちょい頑張ってほしかった。 ラストの問い詰めも物的証拠無しの出たとこ勝負。どうにも消化不良な結末でした。 話としては警察内部の対立をテーマにした王道推理小説なん...
小説 連続殺人 【粗筋】レモンと殺人鬼【感想】~お前は虐げる側の人間か~ 2024年2月26日 作品情報 作者:くわがきあゆ出版社:宝島社文庫 楽天 DMM 雑感 中盤までとにかく胸糞悪い。 タイトルの雰囲気で勝手に軽いノリを想像してましたが、そんなことありませんでした。主人公の美桜が暗い性格なので、読んでいると引っ張られて一緒に鬱になります。 ただし、クライマックスの怒涛の展開に読む手は止まらない。中盤までの鬱...
小説 連続殺人 【粗筋】長い長い殺人【感想】~財布は知っている~ 2024年1月20日 作品情報 作者:宮部みゆき出版社:光文社文庫 楽天 雑感 短編小説の集合体のような作品。容疑者に関わる人々の生活が「財布の語り手」を通して説明されます。 各財布の物語だけでも面白いですが、それぞれが結んだ1つの結末もまた爽快。文章が非常に読みやすく、6時間程度で読了可能のボリュームも嬉しい。 語り手こそ凝っているものの...
小説 連続殺人 【粗筋】インビジブル【感想】~戦後の荒波に揉まれる凸凹刑事~ 2024年1月19日 作品情報 作者:坂上泉出版社:文春文庫 楽天 DMM 雑感 昭和版踊る大捜査線。 新人警察の新城と帝大卒エリートの守屋が衝突しながらも互いに認め合い事件を解決します。戦後の時代考証がしっかりしており、刑事作品としても昭和史としても楽しめる傑作。 聞きなれない用語が頻出するので、調べながら読みましょう。 大阪が舞台という...