本格推理を楽しめるオススメのミステリーゲーム7選
ワクワクする謎を求めて。
Steamのおかげでインディーズゲームが注目され、マイナーだったミステリーゲームの数も年々増えています。
今回は本格ミステリーに焦点を当て、謎を解決する爽快感を味わえる作品をまとめました。
後味はビターなものが多め。これもまた推理ゲームの良さでしょう。
ミステリーの歩き方
ドラマ仕立てで構成されており、キャラクター同士の掛け合いが楽しいコミカルな作品。
推理ゲーム特有の硬派な雰囲気は一切ありません。
それでいて推理部分はしっかりしており、未解決事件を一から追う流れを丁寧に書いていました。
主人公は過去視により当時の情景を読み取ることができるので、いわゆる答えからの逆算的推理を披露することになります。
とはいえ、何でもかんでも見えるわけではないので、ズバリ犯人を言い当てるような冷める展開にはなりません。
下手をすると推理ゲームの楽しさを損なう危険な能力をうまく調理していました。本当に面白いので騙されたと思ってやってみてほしい。
return of the obra dinn
傑作インディーズゲームを上げる上で本作は外せない。
原因不明の大量殺人が起きた船上の原因を究明する異色な推理ゲームです。
「ミステリーの歩き方」と同様に過去視ができますが、こちらの方が制限は応用はききます。
過去視の最中に動けるので、当時の現場を様々な角度で確認することができます。
しかし、難易度はかなり難しい。というのも本作の目的は被害者の名前と死因を明らかにすることなのですから。
人数があまりにも多いので、人物の特定がそもそも困難。現場の状況から推理するしかありません。
高難易度でやりごたえるのある現場検証。そういった内容の作品です。
和階堂真の事件簿
刑事が主人公の硬派なミステリーゲーム。
4話構成になっており、全てが殺人事件の調査。殺人現場の調査や聞き込みなど刑事作品らしい展開が続きます。
ゲーム性はそこまでありません。詰むこともないでしょう。
雰囲気が素晴らしいため、ミステリーファンにぜひやってもらいたい内容でした。
未解決事件は終わらせないといけないから
証言から真実を暴くミステリーゲーム。
過去に聞いた証言であるため情報は不正確。プレイヤーが一文一文を並び替えて正しい証言に直さなくてはいけません。
そして、完成した時に明らかになる真実。パズルゲーム風ミステリーとして唯一無二の傑作です。
Staffer Case:超能力推理アドベンチャー
透明人間、瞬間移動、発火能力など特殊能力による殺人事件。
それをこれまた特殊能力を用いて解決するミステリーゲームです。
特殊能力を持つが得故の差別は偏見も書いており、ただのミステリーゲームで終わりません。
何もかもが斬新なシナリオの連続であっという間に時間が過ぎてしまいました。
アルタイル号の殺人
宇宙船を舞台にしたSFミステリー。
地球外生命体が船内に侵入し、同時に殺人事件も起きるわけですが、犯人が特定できません。
地球外生命帝の仕業なのか。船員の仕業なのか。狭い船内で疑心暗鬼に包まれます。
フーダニット作品として申し分のない完成度。最後まで気の抜けない展開が続きます。
理系的な話がたくさん出るので、雑学目的で買っても後悔しません。
マーダーミステリーパラドクス このひと夏の十五年
マーダーミステリーとタイムスリップを掛け合わせた贅沢な作品。
過去の事件を解決することで、現代に変化が現れる。タイムパラドクスとして非常に面白い。
ゲームシステムに力を入れている変わり登場人物のストーリーは薄味。キャラクターにしっかりとした設定を求める人には不向きです。






