【良】小説 フーダニットユーモア 【粗筋】交換殺人には向かない夜【感想】~誰がアイツを殺した?~ 2024年3月29日 作品情報 作者:東川篤哉出版社:光文社文庫 楽天 DMM 雑感 笑いに定評のある烏賊川市シリーズの第4作。主要人物の説明が省かれるぐらいなので、第1作から読む必要はありません。 https://myskamo.com/missitu 今回はフーダニット特化作品となっています。ダイトルで殺害方法がネタバレされているので、...
【良】小説 フーダニット連続殺人 【粗筋】ハサミ男【感想】~獲物を横取りした偽物を追え~ 2024年3月26日 作品情報 作者:殊能将之出版社:講談社文庫 楽天 Dlsite DMM 雑感 緻密で斬新の一言。連続殺人の犯人が模倣犯を追うってのがまず面白い。 警察はハサミ男の仕業と考えているので、下手なことをすれば関係ない殺人の責任まで押し付けられます。 そんな犯人と警察の攻防にワクワクすること請け合い。急接近した時はついに捕まる...
【可】小説 【粗筋】となりのナースエイド【感想】~人に寄り添う医療~ 2024年3月21日 作品情報 作者:知念実希人出版社:角川文庫 楽天 DMM 雑感 サスペンスがオマケの医療ドラマ。 澪の身に起きた事件解決が目的の長編小説ではありますが、実際は複数の短編小説から構成されています。 様々な難病にナースエイドとして向き合う澪。命を救うことを全てとする完全合理主義の竜崎。 この2人を中心に動く医療ドラマと言え...
【優】小説 社会派 【粗筋】非弁護人【感想】~法曹界を追われた男~ 2024年3月20日 作品情報 作者:月村了衛出版社:徳間文庫 楽天 DMM 雑感 作者の言う通り、ブラックジャックの法律家版。ヤクザ相手に法外な値段で依頼を引き受け、弱者は格安で助けます。 今回の事件はそんな彼にふさわしい凄惨な事件。アウトロー界隈だけでなくマスコミや警察も利用し、事件はやがて日本全体を揺るがすほどになります。 総力戦とい...
【良】小説 フーダニット社会派 【粗筋】螺旋の手術室【感想】~家族のためにできること~ 2024年3月18日 作品情報 作者:知念実希人出版社:新潮文庫 楽天 DMM 雑感 読みやすい医療ミステリーとして素晴らしい作品。人情を重視しており、しんみりとした気持ちになれるでしょう。 その弊害として推理部分は薄味気味。なぞなぞクイズみたいになっており、犯行動機にも伏線がなかったのが残念でした。まあ、納得はできたけど。 粗筋 術中に不...
【可】小説 作中作 【粗筋】逆転美人/香織【感想】~誰かわたしを助けて~ 2024年3月16日 作品情報 作者:藤崎翔出版社:双葉文庫 楽天 雑感 ルッキズムに警鐘を鳴らすメッセージの高い小説。作中作の形式を取っており、香織の書いた『逆転美人』を読み進めて行くことになります。 大部分が「香織」の壮絶ないじめ人生になっており、読んでいて気分が悪い。最初の30ページで耐えられない人が出ると思います。必ず購入前に試し読...
【可】小説 フーダニット 【粗筋】あの日、君はなにをした【感想】~残された母は何を想う~ 2024年3月14日 作品情報 作者:まさきとしか出版社:小学館文庫 楽天 DMM 雑感 とにかく読んでいて苦しい作品。息子が死んでからの家庭崩壊を丁寧に書いていて、共感しやすい人はドツボにはまる。 刑事小説としては無難に着地しており、その辺りは安心できる。 総合すると、読む人をかなり選ぶ良書と言えます。 粗筋 息子がいなくなって私は壊れた...
【良】小説 【粗筋】紙鑑定士の事件ファイル【感想】~紙とジオラマに潜む真実~ 2024年3月12日 作品情報 作者:歌田年出版社:宝島社文庫 楽天 DMM 雑感 奇抜の一言。ジオラマや紙から事件を想像し、解決に導いていきます。 そう、あくまで想像です。事件を示す物的証拠はありません。 なんなら妄言と切り捨てるであろう荒唐無稽な話。でも、本当に起きていたわけだから面白い。 今までにない推理小説を求める方にうってつけの良...
【優】小説 クローズドフーダニット連続殺人 【粗筋】蒼海館の殺人【感想】~洪水に飲み込まれる館の殺人~ 2024年3月8日 作品情報 作者:阿津川辰海出版社:講談社タイガ 楽天 Dlsite DMM 雑感 まごうことなき傑作。探偵推理小説好きは買っておけ。 事件の様相が目まぐるしく変わり、終盤の怒涛の衝撃に読む手が止まらない。容疑者が主人公の家族ということで、人間模様の描写も丁寧です。 矛盾というか無理のある展開もありますが、そのすべてが「...
【可】小説 フーダニット連続殺人 【粗筋】朽ちないサクラ【感想】~大を救うために小を捨てる~ 2024年3月2日 作品情報 作者:柚月裕子出版社:徳間文庫 楽天 DMM 雑感 親友の死を究明する…話ですが、主人公の泉がほとんど他人任せ。刑事ではないので仕方ないとはいえ、もうちょい頑張ってほしかった。 ラストの問い詰めも物的証拠無しの出たとこ勝負。どうにも消化不良な結末でした。 話としては警察内部の対立をテーマにした王道推理小説なん...