【優】小説 社会派未解決事件 【粗筋】FIND 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花【感想】~家族であるために~ 2024年4月28日 作品情報 作者:内藤了出版社:角川ホラー文庫 楽天 DMM 雑感 表紙と出版社に騙されますが、ホラー要素は一切ありません。 なんなら推理小説の中ではかなりマイルドな方です。今迄に読んだ本の中でも上位に入るぐらいに後味が良い。 なお、刑事小説好きは読まない方が良い。迷宮入りしそうな事件の調査が主題ですが、実際は清花のメン...
【良】小説 ホワイダニット 【粗筋】ロートレック荘事件【感想】 2024年4月26日 作品情報 作者:筒井康隆出版社:新潮文庫 楽天 DMM 雑感 予測可能回避不可能。 裏表紙の粗筋で「メタ・ミステリー」と書いてますし、作品内も怪しい文章が目白押しです。なので、最初の違和感にはすぐに気づけます。 が、本書は読者が最初の違和感に気づく前提で構成されており、そこでやっとスタートラインです。 気づいた違和感を...
【良】小説 クローズドホワイダニット連続殺人見立て殺人 【粗筋】使用人探偵シズカ【感想】~犯人の思惑を崩せ~ 2024年4月24日 作品情報 作者:月原渉出版社:新潮文庫nex 楽天 DMM 雑感 使用人探偵シズカシリーズの第1作。 見立て殺人を題材にした推理小説として屈指の完成度であり、クライマックスも文句の付け所がありませんでした。 トリックや犯人の追及に力は入れておらず、動機がメインです。ホワイダニット好きにオススメしたい作品ですね。 粗筋 ...
【優】小説 ハウダニットユーモア密室殺人 【粗筋】密室の鍵貸します【感想】~逃げろ~、流平~ 2024年4月22日 作品情報 作者:東川篤哉出版社:光文社文庫 楽天 DMM 雑感 烏賊川市シリーズの第1作であり、東川先生のデビュー作。 ユーモア満載な内容であるものの事件自体は凄惨。真犯人が微妙なのは気になりますが、推理小説としても読みごたえありました。 なお、推理してからの証拠探しなので、読者が解くのは不可能でしょう。 粗筋 戸村流...
【優】小説 クローズド 【粗筋】月光ゲーム【感想】~月に狂う大地と愛憎~ 2024年4月20日 作品情報 作者:有栖川有栖出版社:創元推理文庫 楽天 DMM 雑感 フーダニットの決定版。登場人物が多く、過去回想もほとんどないため裏の顔が分かりません。 ヤマ勘やメタ推理や不可能なので、証拠や証言から推理するしかないのです。 更にクローズドサークルにもなっており、疑心暗鬼の中、それでも手を取り合う人間模様の描写が素晴...
【良】小説 クローズドフーダニット特殊設定連続殺人 【粗筋】孤島の来訪者【感想】~人類VS化物~ 2024年4月20日 作品情報 作者:方丈貴恵出版社:創元推理文庫 楽天 DMM 総評 異形の化け物が登場する特殊設定ミステリ。何から何まで新しく、設定に矛盾が見当たらない良書でした。 ただ、導入が雑に感じました。異常事態に対する主人公の適応力がおかしいんですよね。何も知らないはずなのに。 面白いけどモヤモヤするんだよなぁ。そら三雲に妄想力...
【良】小説 ユーモア特殊設定 【粗筋】七回死んだ男【感想】~死のルートを変えろ~ 2024年4月16日 作品情報 作者:西澤保彦出版社:講談社文庫 楽天 Dlsite DMM 雑感 世にも珍しい「タイムリープによる事件の防止」を目的とした推理小説。起きてしまった祖父の殺人事件をなかったことにするため主人公の久太郎が奮闘します。 ただ、推理らしい推理はありません。祖父に近づいた人間を容疑者と断定して、防止策を講じるのみです...
【良】小説 フーダニット作中作 【粗筋】黄土館の殺人【感想】~震災の最中の殺人事件~ 2024年4月13日 作品情報 作者:阿津川辰海出版社:講談社タイガ 楽天 Dlsite DMM 雑感 流石に運任せ過ぎる。館ミステリの第3作目ですが、シリーズを追うごとに運要素が強くなっています。 火事・洪水とくれば次は地震ってのは分かりますけどね。流石に地震とミステリーを絡めるのは無謀だったんじゃないかなぁ。 ラストも盛り上がらず、何よ...
【良】小説 フーダニット 【粗筋】ダブルバインド【感想】~不運をはねのけ正義に殉じろ~ 2024年4月4日 作品情報 作者:城山真一出版社:双葉文庫 楽天 DMM 雑感 これぞ刑事小説と呼ぶべき完成度。 仕事では失態により左遷が確定。家では娘との関係悪化。2方面からの縛り<ダブルバインド>に苦しむ刑事の物語です。 警察組織の対立や犯人の足取りを追う捜査も丁寧に書き切っていました。 粗筋 妻を亡くし、娘との確執に悩む大黒柱 刑...
【良】小説 作中作連続殺人見立て殺人 【粗筋】迷路館の殺人【感想】 2024年3月31日 作品情報 作者:綾辻行人出版社:講談社文庫 楽天 Dlsite DMM 雑感 鹿谷門実が書いた「迷路館の殺人」を通して事件を追体験する作中作小説。 中盤の怒涛の勢いで行われる連続殺人は衝撃でしたが、それ以降は平凡な印象。館シリーズではあるものの館自体に推理要素はほぼありません。厳密に言えばあるけど、認めたくない。 あく...