出版社毎の小説の書影利用に対する回答をまとめた【著作権侵害】

ブログで書評するにあたり気になる書影の利用。
法律に従うと、書影は著作権に守られており勝手な利用ができません。

ただ、出版社によって対応が違うようなので詳しく見ていきましょう。

※2024年3月2日現在の話なので、必ずご自身でも確認してください。

スポンサーリンク

書影を利用する手段

現実的な案は2つです。

  1. 楽天やAmazonアフィリエイトを利用する
  2. 許可している出版社のみ使用する

正直1番しかありません。
使用許可は時代によって変わるのでサイトの修正が発生するリスクがあります。

アフィリエイト利用

確実に掲載できるのは魅力。理由は他サイトに書かれているので割愛。

一番最初の画像をアイキャッチにするワードプレスならサイトの見栄えは申し分ありません。
ちなみにDIverなら問題なく表示されます。

ただし、広告ブロックを利用したiphoneでは表示されないので注意。
こんな感じで見栄えは最悪になります。

これをどこまで許容するか。どういった対策をするか。
そこを考えなくてはいけません。

許可している出版社

明言している出版社はかなり少なく、ブログのアイキャッチが穴ぼこになります。
大手に至っては軒並み禁止にしており、どうしようもありません。

ゲーム配信のように本も規制を緩くしてほしいものです。

申請不要で利用許可

徳間書店/徳間文庫

個人のブログ、SNS等へ「加工しない形での表紙画像」を作品紹介や書評の範囲内で使用する場合は、ご申請は不要です。(但し、スタジオジブリ作品は除く)必ず書名、著者名(文・絵・訳すべて)、出版社名をご明記ください。

サイトより引用

新潮社

報道・書評などで小社刊行物をご紹介いただく目的で書影をご利用になる場合、図書館だより、広報誌、ホームページなどにおいて、小社刊行物をご紹介いただく目的で書影をご利用になる場合は、小社ホームページ上の書影画像を、転載してご利用ください。

サイトより引用

実業之日本社

現在刊行されている出版物をご紹介いただく目的であれば、ご自由にお使いいただけます。
ご使用の際は、必ずクレジット(タイトル名・著者名・出版社名)をご明示いただきますようお願いいたします。
書影は弊社のホームページからダウンロードいただけます。どうぞご活用ください。
刊行されてから時間が経過しているタイトルにつきましては、弊社で用意しております申請書に詳細をご記入の上、お問い合わせフォームからご連絡ください。

サイトより引用

刊行されてから時間が警戒している文言は気になるが、基本的に自由と見てよさそう。

申請が必要

宝島社

広報課までお問い合わせください。
広報課 TEL03-3239-0967
(※土曜、日曜、祝日除く、平日10時~18時)

サイトより引用

文春文庫・文藝春秋

書籍の表紙の使用許諾につきましては、文藝春秋BOOKS 各書籍ページに以下のようなご案内がありますので、「表紙画像のダウンロード」を押した先の案内に従って申請をお願いいたします。

サイトより引用

創元推理

図書館は教育機関のみ自由な利用を許可。個人は申請が必要。

ハヤカワ文庫JA

弊社書籍のカバー画像の掲載について、学校や公共図書館などにおける教育目的が主の場合は、原則的に弊社の許諾なくご使用いただいて構いません。ただし、著・訳者名、出版社名などの書誌情報はかならず記載してください。その他の用途の場合は、弊社お客様係までお問い合わせください。

サイトより引用

禁止

あらゆる著作権に対して厳しい対応を取っている出版社。間違っても使ってはいけない。

双葉文庫

Q:個人のホームページ、ブログなどに表紙画像を掲載したい。
B:基本的にお断りしております。

サイトより引用

小学館文庫

小学館の出版物および、小学館関連サイトで提供している画像・文章・漫画・キャラクター等の著作権は、著作権者に帰属します。

サイトより引用

講談社文庫

個人の方への使用許諾はしておりません。

サイトより引用

角川文庫

個人のお客様への書籍・雑誌の表紙(書影)・カバー、パッケージ画像などの許諾は行っておりません。

サイトより引用

集英社

個人の方に対して、利用許諾は行っておりません。
著作権法で認められた範囲でご利用ください。

サイトより引用

不明

幻冬舎

不明。
特に書いていないので利用は控えた方が良さげ。

光文社文庫

問い合わせフォーム以外にそれらしいページがない。利用は控えた方が良い。

コスミック文庫

書影に関する記載が一切ない。

スポンサーリンク